NHK エジプト発掘 BShi編

ハイビジョン特集 http://www.nhk.or.jp/bs/hvsp/



第4集 「海を渡ったエジプトの民」←見逃した分の再放送!
BShi 8/14(金) 後11:15−翌0:44(再)

ナイル川の文明、古代エジプト。しかし、荒海を越えて海外と貿易をしていたことが分かってきた。古代の巨大船を再現して、実際に紅海を渡る壮大なプロジェクトに密着する。


ハイビジョン特集 エジプト発掘・特別編
空から見た古代エジプト〜悠久の古代文明紀行〜
BShi 8月24日(月) 午後8:00〜8:50

ピラミッド、神殿、王家の谷…。古代エジプト文明が残した、数々の巨大遺跡を、特殊な防振カメラで、遙か上空から撮影。悠久の古代へと思いを馳せる空の旅に出発する。


ハイビジョン特集 エジプト発掘・特別編
古代エジプトの至宝〜栄華3000年の足跡〜
BShi 8月24日(月) 午後8:50〜9:40

3000年にわたって栄えた古代エジプト。ツタンカーメンの黄金財宝を始めとする数々の遺産は、私たちを惹きつけて止まない。魅力的な至宝を余すところなく紹介する。

海のエジプト展

体感時間1時間半、実質3時間をトリノ・エジプト展で費やしました。
別動隊と合流して昼食をとり、「さて、これからどうする?」と訊かれて「よ、横浜に行ってくださいませ」即答です。
上野から高速を通って横浜までの道のりは全く混雑も無く(というか、通行量がめちゃくちゃ少なくて)三十分余りでパシフィコ横浜に到着です。
f:id:sahrmn:20090810063954j:image

図録の表紙です。


まず思ったのが、「広っ!」
田舎者には広すぎます。パシフィコ横浜。なんだか心細くなっちゃいます。

土曜日でしたが午後のせいか、チケットを買うのにも行列はありませんでした。
入ってすぐのエントランスで巨大スクリーンが「海のエジプト展」のデモ映像を流しています。
「おお、すごく金かけてある!」……下世話な感想でスミマセン。
いや、薄暗くて狭いトリノ展を見た後だから余計にそう思うのかも知れませんが。

まず目に入ったのがオシリス神のカノポス壺。
長い間海の中にあったせいか、全体的に磨滅しています。
セラピス神の頭部とイシス女神の像も同様に磨滅して原型が怪しくなっちゃって、水の力を感じさせます。
各種スフィンクスも頭がもげたり、所々欠けちゃったりして、長年海の中にあったことを物語っています。

デカンの祠堂等も拝見しましたが、この会場で一番「おおっ!」と思ったのがプトレマイオス8世のステラです。
高さ6メートルをこえ、一際大きな存在感を放っていました。
地震により倒壊、長い間海水の中にあったので摩耗も激しく、判読できるヒエログリフも少ないのですが、伝統的なステラの特徴である半円形の上部に巨大な翼が刻まれていました。
やはり古代エジプトと言えば石造物の巨大さに圧倒されます。

そのあと、くだんのハピ像、王像、王妃像を拝見です。
ハピ様に拝謁したあと、王様像の説明を読みました。

……(ー’`ー;)

二重冠は、ファラオ支配による2国の統一を象徴し、新王国時代の王像では一般的なものである。しかし普通はネメス頭巾の上にかぶられており、頭の上に直接かぶっているのは珍しい。

図録p.116より

ネメス頭巾f:id:sahrmn:20090810083320j:imageと、二重冠f:id:sahrmn:20090810083347j:imageですか。

珍しくないべ。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/fb/GD-EG-Louxor-109.JPG
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/53/Psammetique_Ier_TPabasa.jpg

そりゃ確かにネメスと二重冠をかぶってらっしゃる王様もたくさんいらっしゃいますが。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f7/Pharaoh_Akhenaten.jpg

ワタクシなどは二重冠は直接かぶるものだと思い込んでいたぐらいです。



あと、会場で気になったのが、大々的に「エジプトの神々」をして掲示されていたイラストです。
オシリスやイシスなどを分かりやすく紹介しているのは良いのですが、

……どうしてそこで!
なんでそこで、ゲブ・セベク神なんですか!

そりゃ、ゲブセベク神はコムオンボで信仰されていた神様なんですが、どうしてもマイナーな習合だという感は否めません。
ああ、ゲブ神の頭部がセベク神のワニになっちゃってますよ。
ぶっちゃけ、ゲブさまはガチョウじゃなきゃイヤだ!(←ワガママモノ)

同様に、どうしてそこでシュウ・オヌリス神なの?!なんでシュウとオヌリスをくっつけちゃうんですか!
確かに習合はしたらしいけど、古代エジプトの神様達って習合してないほうが少ないんだろうけど。
シュウとオヌリス、別々の神として紹介しちゃマズイんですか!?
なんで、こういう会場でマイナーな習合を紹介しちゃうんだろう?

……うーん。プトレマイオス朝では、ゲブセベク神やシュウオヌリス神の方がメジャーだったんだろか。


そんな事をぶつくさ言いながら、ネクタネボ一世のステラへ進みます。

ネクタネボ一世は末期王朝時代、第三十王朝の王様です。
時代が若いということもあるんでしょうか、ものすごく綺麗なステラです。
しばらくうっとりと眺めてしまいました。

そのあと、古代エジプトの香りを体験したり、バーチャル映像を眺めたりして、約三時間会場を見てまわりました。
テンションの高さが違うのは……す、すみません。プトレマイオス朝は範囲外なんです。

ミュージアムショップでは図録を購入しました。

そして家人と一緒にガチャガチャにトライ!
出てきたのは、
f:id:sahrmn:20090809064200j:image f:id:sahrmn:20090809064323j:image f:id:sahrmn:20090809064555j:image f:id:sahrmn:20090809064709j:image

どうやら我が家は、オシリス神カノポス壺に御縁があるようです。

トリノ・エジプト展

f:id:sahrmn:20090809203954j:image
図録の表紙です。


9時の開展と同時に入場できました。
閲覧するために少し並んではいましたが、さほど混雑はしていません。
家人と二人、音声ガイドを一つずつ借りまして閲覧スタートです。

……しょっぱなからトトメス3世陛下のシリア遠征パピルスって!
遠路はるばる辿りついたばかりのワタクシを萌え殺すおつもりですか!トリノ博物館!
ああもう、スタッフの方!内緒で写真を一枚撮らせてくださいぃぃ〜(←写真撮影厳禁)
頼みますこのとおり一生のお願いです〜(←バカ)

へばりつきそうになるのを、家人に引っ張られて次の展示品へ。
敵を打ち据えるラムセス3世陛下のオストラコン、かっこ良すぎ!
あと書記のパレットや書記の筆入れ等にへばりついて、閲覧の行列を乱しまくりでした。スミマセン、後ろの皆様……

そんなこんなで、家人に引きずられて次の彫像ギャラリーに移動しまして。
まずはプタハ様にご挨拶。
そして通路の真ん中にでん!と置いてあるカエムワセト王子の石棺の蓋にびっくりしました。
でかい!でかすぎる!これが蓋ですか?!
上で寝っころがってお昼寝ができる大きさです。しかもコレ、カエムワセト王子の上半身しかないのに。
全身分の石棺だったら、と想像すると……でっかいわぁ。

セクメト様二体にお目にかかり、イビの石棺へ。
その装飾の細かさと麗しさにうっとりいたしました。
真っ黒なイビの石棺は変成硬砂岩で出来ているそうですが、とても砂岩とは思えないような艶やかな光沢を持っています。
棺全体に刻まれたヒエログリフの美しいこと!左右対象に配置されたイシス・ネフティス、ホルス・セト等の神々の御姿も凄く端正です。

巨大なオシリスさまの頭部をみて、ついに白く輝くアメン神とツタン陛下の石像と御対面。
石灰岩で造られたツタンカーメンがアメン神を頼っている様子を写し取っている像だとか。
なるほど、後ろから見るとツタン陛下の手がアメン神の背後に回されています。
でも台座を見るとツタン陛下の名前じゃないんですよね。ホルエムへブ王が削って自分の名前を刻み直してしまったとか。(ジェセルケペルゥラーセテプエンラー・メリィアメンホルエムヘブって書いてあった)
うーん、昔の王は結構こういう事をしたと耳にします。(ex.ラムセス二世とかラムセス二世とか)
他の方の業績を横取りしちゃいけません。
しばし権力の座を交代させられてしまった者の悲哀を感じながら、ツタン陛下に拝謁致しまして二階へGOです。

二階へ上がって一番最初は、副葬品の展示です。
バステト様やホルス様、各種神様の像や各種ステラ家族の像などを閲覧しまして、一番奥にありました〜!
死者の書、第125章否定告白の場面です!
プトレマイオス朝に書かれた死者の書ですが、凄く精緻な描写でした。
これが葦の筆で書かれたの?と疑うぐらいに細かい!とっても綺麗なヒエログリフです。
否定告白の後にはトト神による心臓の計測場面があり、オシリス神の前に死者が引き据えられています。
「わあ、トトさま分身の術使ってる〜」とか、「アメミトちゃんが小さくてかわいい!」などと言いながらかぶりつきです。
「もうここに捨てて行ってくれ、昼ご飯いらないからずっとこれ見てるぅ〜」などと駄々を捏ねましたが、やはり家人に引きずられて次の展示室へ。

次の展示室には木棺類が展示されていました。カノポス壷やシャブティ像もこちら。
圧巻はタバクエンコンスの人型棺!
コレだけでも来た価値がありました!凄く精緻な文様がびっしりと描かれた人型棺です。
女性らしく長い髪を巻き髪にしたお顔はとても凛々しく美人でいらっしゃいます(サフ基準)。
胸の上に大きく翼を広げたムト女神に護られ、再生の印のケペリ神が胸の中央、と腹部の中央、左右にイシス女神とネフティス女神が描かれていて、とにかく細かくて綺麗!
あの一つ一つの模様が印伝のように盛り上がっているのは、どうやって描いているんだろう?

あといくつかの木棺を見てまわり、最後に古いタイプ(中王国時代)の四角いメレルの彩色木棺とにらめっこをしました。

次の展示室へ進み、ホルエムヘブ(王様じゃない方の)墓の入り口を見てから対面したのが、子供のミイラとハルワの人型棺とミイラです。
子供のミイラもハルワのミイラも完全に亜麻布に被われていて、中の遺骸を見ることは出来ません。そのかわり、イタリア警察がCTスキャンにかけて復顔した石膏像が展示されていました。
ちょっと厳しい顔をした壮年の男性の顔です。
あの亜麻布の下には、こういう御顔の人が眠っているんだなぁ、と妙に感慨深く拝見しました。

トリノ・エジプト展の展示物は、新王国時代〜プトレマイオス朝の遺物が中心。
時間を忘れて、一つ一つの遺物を見入ってしまいました。


コレだけは絶対見るべし!と挙げるなら、イビの石棺と、アメン神とツタン陛下の石像と、死者の書と、タバクエンコンスの人型棺かな。(かなり偏った選択です)
ああでも他のも全部見ておかなきゃ〜!


……スンマセン。音声ガイド半分ぐらいしか聞きませんでした。
沢村さんゴメンナサイ。


ミュージアムショップは全ての展示室の後にありました。
そこでしばし理性を忘れ、ヒエログリフ関連の本を買い漁ろうとして正気に戻る。
……これ、ウチ帰ってからアマゾンでも買えるじゃん?
というわけで、ここでしか買えそうもないモノを買ってきました。

f:id:sahrmn:20090809064919j:image
黄金棺のボオルペン。

トリノ・エジプト展

10時30分 御心配頂きましたが、ようやく自宅に帰りつきました!
今日はとても充実した一日となりました。
各エジプト展のレビューは、また後日……εミ(ο_ _)ο



8時50分現在、大雨注意報。高速渋滞を避けて大回りしているのでいつもより一時間余計にかかるみたいです。
助手席で居眠りしててごめん。


海のエジプト展で図録を購入しました。
そしたらなにやら怪しいピンクの紙が付いてきたんです。
それがクレオパトラの香りつきシートだったらしく、かなりキツい香りが車内に充満してます。
はっきり言って頭クラクラしてます……orz




f:id:sahrmn:20090808172932j:image
おのぼりさんです(笑

レインボーブリッジの上で渋滞中。
東京タワーが見えたよ!

思いついた事メモ。
キフィはチョコレートの匂い(爆
で、クレオパトラの匂いは……ははははは
続きは会場で!



4時30分に会場から出てきました。
うわさのハピさまや、ネクタネボ陛下のステラを堪能して来ました。
帰宅の途につきます。

f:id:sahrmn:20090808133632j:image

着きました〜!
パシフィコ横浜。海のエジプト展です。
今回はエジプト展ハシゴに決定しました。



f:id:sahrmn:20090808115208j:image

戦利品(はあと

会場前のピザ屋さんで昼食を食べました。

焼きたてソーセージのピザが美味しかった!12時50分現在、移動中。

f:id:sahrmn:20090808114925j:image
結構混んで来ました。

開館当初は空いていたんだけど。

f:id:sahrmn:20090808114511j:image
9時に到着。
すぐ近くの駐車場に停められました。
混雑も無く開館と同時にすんなり入場。
12時に出てきました〜


f:id:sahrmn:20090808074852j:image

只今渋滞中

f:id:sahrmn:20090808064643j:image

今回のお供。

f:id:sahrmn:20090808052856j:image

薄曇り。片道三時間の道のりです。


午前5時。
まだ薄暗い中、帝都へ向かって出発です。

エジプト発掘 第3集

クレオパトラ 妹の墓が語る悲劇

ワタクシ、今までプトレマイオス朝は全く興味の範囲外でしたので、ツッコミを入れるつもりもなく、のぼのぼと拝見しました。


アルシノエの復元顔

を見た時に、あれ?どっかで似たような画像を見たな、と思いまして。
引っ張り出してきました。

クレオパトラの復元顔


似てるのかな?
うーん、どっちもアフリカ民族系統の顔ですね。
いや、微妙にクレオパトラの方が美人に見えるのは、画像処理の仕方の違いか…

カーメス王碑文 2回目。

とりあえず、がしがしと訳して行きます。細かい調整は後で〜

Then spake the magistrates of his council:
'See, as far as Kos it is Asiatic water, and they have drawn out their tongues of one accord. We are doing all right with our (part of) Egypt: Elephantine is strong, and the interior is with us as far as Kos. Their free land is cultivated for us, and our cattle graze in the Delta fens, while corn is sent for our pigs. Our cattle have not been seized, and /// have not been tasted. He has the land of the Asiatics, we have Egypt. Only when comes one who [acts against us] should we act against him.'
But they troubled His Majesty's heart.
'As for your counsel /// [op]posite me. He who partitions the land with me will never respect me /// the Asiatics who /// with him. I will sail north to engage the Asiatics and success will come! If he intends to be at ease in /// his eyes weeping and the entire land!'

その時、彼の議会の行政官達は言った。
「御覧下さい。kos(コス【クサエ】)まではアジア人の水であり、そして彼等は一致した彼等の舌を引き抜いた。(←?)私達はエジプトの私達の地方で全ての権利を行っている。エレファンティネは強く、そして中部はコスまで我々と共にある。彼らの自由な地は我々の為に耕され、そして我々の豚の為に穀物が送られる間、我々の牛はデルタの沼地で草を食べる。
我々の牛は押収されず、そして///経験されない。彼はアジア人の土地を持ち、我々はエジプトを持っている。
我々は我々に対して行動する者が到来した時にだけ、我々は彼に反して行動しなければならない」
しかし、彼等の言葉は陛下の心を煩わせた。
「そなたたちの助言は///わたしと反対だ。私と国を分割する者は、私を尊重しないだろう。
///〜のアジア人///彼と共にある///
わたしはアジア人と交戦する為に北へ航行し、成功は来たるだろう!もし彼が気楽であるつもりならば彼の眼は涙を流し、そして無傷の国!」

※課題
and they have drawn out their tongues of one accord.
If he intends to be at ease in /// his eyes weeping and the entire land!

The Mighty Ruler in Thebes, Kamose the Strong, protector of Egypt:
I went north because I was strong (enough) to attack the Asiatics through the command of Ammon, the just of counsels.
My valiant army was in front of me like a blast of fire.
The troops of the Madjoi were on the upper part of our cabins, to seek out the Asiatics and to push back their positions.
East and west had their fat, and the army foraged for things everywhere. I set out a strong troop of the Madjoi, while I was on the day's patrol /// to him in /// Teti, the son of Pepi, within Nefrusi.
I would not let him escape while I held back the Asiatics who had withstood Egypt.
He made Nefrusi the nest of the Asiatics.
I spent the night in my boat, with my heart happy.

テーベの有力な統治者、カーメスは強く、エジプトの守護者である。
わたしは北へ行った、何故なら助言の正当なアメン神の命令によってアジア人達を攻撃するくらい、わたしは十分に強かったからである。
わたしの勇敢な軍は火の爆風のようなわたしの前にあった。
メジャイ(=兵士)の軍団は我々の小屋の上部に在り、アジア人達を探し出し、そして彼らの位置へ押し戻した。
東部と西部は彼らの脂肪を持ち、そして軍はあらゆるところで事物を探した。
わたしはメジャイの強力な軍を揃え、わたしが日々のパトロール(巡視)をしていた間///〜の中の彼に///ネフェルシの中で、ペピの息子テティ。
私がエジプトに抵抗したアジア人達を捕えている間、わたしは彼を逃さぬだろう。
彼はネフェルシをアジア人たちの棲処にした。
わたしは幸福な心と共に、わたしのボートの中で夜を費やした。

※課題
through the command of Ammon, the just of counsels.
while I was on the day's patrol /// to him in /// Teti, the son of Pepi, within Nefrusi.

When day broke, I was on him as if it were a falcon.
When the time of breakfast had come, I attacked him.
I broke down his walls, I killed his people, and I made his wife come down to the riverbank.
My soldiers were as lions are with their spoil, having serfs, cattle, milk, fat and honey, dividing up their property, their hearts gay.

夜が明けた時、わたしは鷹であるかのように彼の上にいた。
朝食の時間が来た時、わたしは彼を攻撃した。
わたしは彼の障壁を破壊し、彼の民を殺戮し、そして彼の妻を川岸へと降ろした。
わたしの戦士達はライオンのように彼等の戦利品農奴、牛、牛乳、脂肪、そして蜂蜜と共に在り、彼等の資産を分割し、彼等の心臓は陽気だった。

※課題
My soldiers were as lions are with their spoil, having serfs, cattle, milk, fat and honey, dividing up their property, their hearts gay.

The district of Nefrusi came down (in submission): it did not take us long until its /// was hemmed in [?] [unknown location] was deserted when I approached it. Their horses had fled inside, and the border patrol /// those who had spent the night in the valley, their property ////.

ネフェルシ地方は長い間我らを必要とする事無く降伏した。///取囲まれた[不明の場所]は、わたしが近寄った時、見捨てられていた。
彼等の馬は内側に逃げ、そして境界パトロール///
それらの谷で夜を過ごした人々、彼等の資産///

※課題
it did not take us long until its

カーメス王碑文

じ、実はもう一つ、どうしても邦訳を読みたい文献がありまして。
大して英語も上達したとは思えないのですが、またボチボチと訳していきたいと思います。
何分英語全くの素人の訳ですので、英語得意の皆様には「何してんねん!」の御指導、ツッコミ等ございましたらご遠慮なくバシバシと入れてやってくださいませ。というか、入れて下さいお願いします。

という事で、テキストはこちら

Kamose Inscriptions

早速ですが、第一回目ですー。

Kamose Inscriptions
First Kamose stela

カーメス王の碑文
第一のカーメス王石碑

"Regnal year 3 of Horus, he who has appeared on his throne; The-Two-Ladies, repeating monuments; Horus-of-Gold, who pacifies the Two Lands, King of Upper and Lower Egypt [Wadj]-Kheper-[re, son of Re] Kamose, given life, beloved of Amenre lord of the Thrones of the Two Lands, like Re forever and ever!

A mighty king native of Wese, Wadj-[kheper]-re, given life forever, even a good king! It is Re [that made] him king himself, and that authorized victory for him in very Truth!

彼の玉座の上に現れたホルスの治世三年、二女神、繰り返される不朽の業績、黄金のホルス、二国を平らげる者、二国の主権者の主たるアメンラーより生命を与えられ、最も愛されたラーの息子である上下エジプトの王ウァジ・ケペル・ラー・カーメス、ラーのようにいつまでも変わらず永遠であれ!

ワセトより生まれた強力な王、ウァジケペルラーは永遠の生命を与えられた公正な良き王である!彼を王にしたのはラーであり、彼の公正さから勝利の権限は与えられた!

王のエピセットが<良く分りません〜(泣)「repeating monuments」はどうやって訳せばいいんだろう?

His majesty spoke in his palace to the council of nobles who were in his retinue: 'Let me understand what this strength of mine is for! (One) prince is in Avaris, another is in Ethiopia, and (here) I sit associated with an Asiatic and a Negro! Each man has his slice of this Egypt, dividing up the land with me.
None can pass through it as far as Memphis (although it is) Egyptian water! See he (even) has Hermopolis!
No man can settle down, when despoiled by the taxes of the Asiatics. I will grapple with him, that I may rip open his belly! My wish is to save Egypt and to smite the Asiatic!

陛下は、彼の従者達である王宮の貴族の議会へ語った。
「私のこの強さが何のためなのか、私に分からせよ!
this strength of mine is for! の「for」って、なんでここにあるのん?
一人の王がアヴァリスに在り、他の一人がエチオピアに在る。そしてここにわたしが、アジア人と黒人と共に在る。各々の者がこのエジプトの一片を持ち、私と共にこの国を分割している。
たとえエジプトの水(ナイル)を通っても、メンフィスまで行ける者はおらぬ!彼がヘルモポリスでさえも持つことを見よ!

アジア人の税金のために奪い取られる時に、平静でいられる者はいない。わたしは彼の腹を切り裂くために彼と格闘するだろう!わたしの望みはエジプトを守ることであり、アジア人を打ち倒すことである!