ヘロドトスさんのこと。

ヘロドトスさんの「歴史」。
とっても有名ですね。世界史の教科書にも出てくる本です。
じつはこの本、とっても面白い本だってご存知ですか?

ヘロドトスさんは紀元前450年くらいに生きていたギリシアの歴史家さんです。
ヘロドトスさん(以下ヘロさん…だって言いにくいんだもん)は諸国を漫遊しながらこの「歴史」を書いた水戸黄門のような人です。といっても介さんも格さんも出てきませんが。
「歴史」全九巻で、その中でヘロさんがエジプトについて書かかれたのは2巻目、岩波文庫なら上中下巻とある内の上巻に載ってます。
「エジプトはナイルの賜物」という超有名なフレーズの出てくるのはここです。

が。

実はこの「歴史」に載っているエジプトって、かなり変です。
私の常識を超えてます。日本人の常識も超えているでしょう。
はっきり言って、ツボにはまります(…私だけ?)

この本が書かれてから既に二千年が過ぎていますので、よもや著作権法には触れていないと思いますので、ちょびっと本文に触れながら紹介しちゃいます。
あ、私、唯のエジプト好きの素人なんで、細かい突っ込みは無しでお願いしますね。
詳しい事は専門家さんに訊いて下さい(←無責任)

ひょっとして翻訳者さんの著作権に引っかかるんでしたら、ゴメンナサイです。
ここに引用するのは全て、岩波文庫 ヘロドトス歴史(上)松平千秋 訳 であります。