眼福眼福。

THE古代遺産危うく見逃すところだったー!

危ない危ない。普段テレビを見ないので、テレビ欄とも縁遠いのです。
知らせてくれた家人に感謝です。


さて、アブシンベル神殿とラムセス2世陛下がメインでした。
壮大な神殿やUNESCOによる大神殿の解体移動など、とても興味深く見させていただきました。

「ああ、ラムセス陛下にチェーンソーがあぁ!!」
なんて古代エジプトファンなら絶叫ものの映像が流れた時、思わず目を覆いたくなりましたよ。
いくら近代化のためにダムが必要だからって、ラムセス陛下があぁ〜(こればっかり)


アスワンハイダムの功罪は賛否両論ですね。
毎年の氾濫の無くなったナイル河沿岸では、南の地からの肥沃な黒土を得られなくなり、また塩害によって作物の収穫高が減ったそうです。昔は肥料を播かなくとも、今の日本と同じくらいの収穫高を誇ったらしい。周囲の国と同じ面積から上げられる4倍の収穫があったらしいです(うろおぼえ。ソース探してきます)

でも、そのためには毎年100日は不便な思いをしなきゃならなかったんだから、……う〜ん。

人間、過ぎたる欲は持たない方が良さそうです。



……おかしいなあ、眼福の話じゃないぞ。


でもネフェルタリ様の御廟はとっても美しくて、眼福でした。