古代エジプト語・数字。
そろそろ真面目におべんきょしないと、書記官学校退学処分が目前に迫ってきました。
ので、今日は真面目にヒエログリフのお勉強をしたいと思います。
といってもすごくレベル低いんですが。
数字の基礎知識。
古代エジプトでは普通に10進法でした。
で、1を表すのは
(ウァ)と読みます。
次は2(セネゥ)
5(ディゥ)はギリシア数字みたいにVなど使いません。潔く線五本で
9(ペセジェ)・・・・・・段々「1○本アニメ」になってまいりました。
あとは上と同じように数の分だけ重ねて行きます。
例えば34なら
となります。
100の位(シェト)は
わらびみたいな渦巻き。でも実は縄。
1,000の位(カァ)は
蓮の花の根っこ付き。
10,000の位(ジェバァ)は
指一本。
100,000の位(ヘフェヌ)は
しっぽのついたままのカエル。
最後は1,000,000の位(ヘフ)の
ヘフ神さまです。
これらの数字を、古代エジプトの皆さまはひたすら重ねておりました。
1,000,000の単位までしか持たなかったので、古代エジプト人にとって一番大きな数は9,999,999です。
書いてみますと
……無謀だ。無謀だよ古代エジプト人……
参考:「古代文字が書ける、読める、描ける!」 齋藤 悠貴 著/明日香出版
「古代エジプト語基本単語集」 西村 洋子 著/平凡社